<山崎宇宙飛行士>「ママ、お帰り」家族ほっと(毎日新聞)

 「ママやったね。お帰りなさい」−−。山崎直子さん(39)が無事、地球へ帰還した。15日間の奮闘を、家族や友人、同僚たちはほっとした気持ちで迎えた。

 山崎さんの夫大地(たいち)さん(37)と長女の優希ちゃん(7)は、ケネディ宇宙センター内の滑走路でスペースシャトルの帰還を見守った。

 大地さんは「最高の朝日に照らされて目の前を猛スピードで駆け抜けていくシャトルの姿はものすごく格好よく、そして本当に素晴らしい着陸でした。今はただただ心からほっとしています。妻には『お帰りなさい。本当に長い間よくがんばりました。お疲れ様でした』と言ってあげたい」。また、優希ちゃんも「ママの夢がかなって宇宙から無事に地球に帰ってきてくれてとてもうれしい。おうちに帰ったらいっぱい宇宙のお話を聞きたいです。いつか、パパとママと優希で宇宙にも行ってみたい」とのコメントを寄せた。

 ◇JAXAでも歓声

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の情報センター「JAXA−i」(東京都千代田区)では、家族連れや関係者ら約80人が大型画面で帰還を見守った。滑走路に近づいたディスカバリーが映ると「わあ」と歓声が上がり、着陸を確認した後、ほっとした表情で拍手を送った。

 打ち上げ時も同センターを訪れたという東京都北区の石井杏吏(あんり)ちゃん(7)は、テレビなどで山崎さんの活躍の様子をずっと見ていたといい、「無事着陸してよかった。私も宇宙に行きたい」と笑顔で話した。

 山崎さんが宇宙で着た和服の染色を担当した舞踏家団体「菊の会」の中村容子さん(32)は「重要なミッションを終え、無事に帰ってきてくれた山崎さんに、心から『ご苦労様でした』と伝えたい。日本の文化を宇宙から世界に発信してくれたことにも感謝しています」と語った。【奧野敦史、大場あい】

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花瓶に込められた友情…蒋介石と根本元中将(産経新聞)

 蒋介石の恩義に報いるべく台湾存立の戦い「金門戦争」に身を投じ、その貢献が戦役から60年を経て公式に認められた根本博・元陸軍中将。蒋介石ゆかりの文書や遺品の数々を掘り起こすと、根本元中将との間に築かれた信頼関係や友情を読み取ることができる。

 「わが国が一番苦しい時に日本の友人、根本さまたちにしていただいたことは永遠に忘れません。わが国には『雪中に炭を送る』という言葉があります。一番困ったときに根本さまたちはそれをやってくれたのです」。昨年10月、「金門戦争」から60年の記念式典で台湾国防部の黄奕炳常務次長(陸軍中将)は根本元中将の関係者にこう語り功績をたたえた。

 当時の根本元中将の行動に、日本ではバッシング報道が目立った。国会でも問題視され、台湾でもその存在や活躍ぶりは秘され続けた。

 米国・スタンフォード大学フーバー研究所に保管されている「蒋介石日記」をみると、蒋介石の根本元中将への信頼が読み取れる。

「與日人根本博談話、討論組織反共義勇軍事」(日本人根本博と話し反共義勇軍の組織について討論した)=1949年9月2日付

 台北市にある蒋介石の顕彰施設「中正紀念堂」には蒋介石が大切にしていた花瓶が飾られている。通常花瓶は2個で1セットだが、展示された花瓶は1個だけしかない。蒋介石は47年、3セットを作らせ、1セットを英国エリザベス王女のご成婚の慶事の祝いに贈り、もう1セットを日本の皇室へ贈った。そして手元に置いた最後の1セットのうちの1個を「これはあなたと私がいつも一緒ということ。常にそばにいてお互いに忘れないという意味で贈ります」といって帰国する根本元中将に贈ったのだった。

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<21世紀臨調>鳩山首相に提言提出 政権機能の二元化批判(毎日新聞)

 有識者らによる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)が16日、夏の参院選に向けて「政権選択時代の政治改革課題に関する提言」をまとめ、鳩山由紀夫首相に提出した。鳩山政権は政策決定を首相率いる政府、国会対策や選挙などは党務として民主党の小沢一郎幹事長が仕切る役割分担を行っているが、提言は「政権機能を分離・二元化したことがさまざまな混乱を招き入れている」と批判。政府・与党の指導体制を首相のもとに一元化するよう求めた。

 提言は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題などを念頭に「首相の指導力が国民から疑問視され始めている」と指摘。「政策、人事、国会などの政権運営全般を首相が統合することが、あるべき政治主導の姿」として、鳩山首相と小沢幹事長の「二重権力」状態を解消するよう促した。21世紀臨調共同代表の佐々木毅学習院大教授は記者会見で「政党が組織としてきちんとしたものにならないと政権交代の時代にやっていけないというのが基本メッセージだ」と説明した。

 提言は参院選へ向け民主党のマニフェスト(政権公約)について「見直しが必要なら理由を示して修正すべきだ」と指摘。政府側は厳しい財政状況を踏まえ修正に前向きだが、小沢氏は慎重姿勢を示しており、首相の指導力で打開するよう求めたといえる。

 民主党が政策調査会を廃止したことも「政策は内閣で扱い、党は必要ないというのは短絡的」と批判し、復活を求める同党内の動きに同調した。【大貫智子】

 21世紀臨調の提言要旨は次の通り。

 <内閣運営と政党のあり方>閣議を実質的な政策討議の場に変える▽公共事業の個所付けなどで政と官の役割分担のルールを確立する▽政策、人事、国会運営など政権運営全般を首相が統合し、政府と与党の指導体制を一元化する▽民主党は総選挙のマニフェストを検証し、見直しが必要なら修正を行う

 <国会・地方議会のあり方>予算委員会で歳入・歳出の細目を審査し、特に予算執行の検証を充実させる▽衆参法制局など国会の調査立法機能の強化▽13年に衆参同日選挙を行い、両院制度の見直しなどの憲法改正を行うことも視野に入れる▽地方議員選挙を政党本位にするため小選挙区制または比例代表制を導入

 <選挙及び政治資金制度のあり方>腐敗防止の規制を維持しつつ選挙運動は原則自由化▽選挙区単位の政党支部への企業・団体献金を禁止▽税制優遇など個人献金の促進▽政党交付金の配分を野党、少数政党に実質的に割り増しする

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神奈川県不正経理、元職員2人を詐欺容疑で逮捕(読売新聞)

 神奈川県の不正経理問題で、県警は8日、県政策総務課の元専任主幹・吉田伸一(58)(横浜市港北区日吉本町)と元副主幹・木村仁(50)(同県松田町松田惣領)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。

 発表によると、両容疑者は2004年3月〜05年3月の間、共謀し、私的流用する目的で、事務用品などを購入したとする架空の伝票を提出し、出納課職員に計約4000万円を、取引業者の口座に振り込まさせた疑い。

 県警は8日午後、詐欺容疑で県庁の関係部署に捜索に入った。

 県は昨年12月に両容疑者ら元職員3人を詐欺容疑で刑事告訴し、今年1月にいずれも懲戒免職処分としていた。もう1人については、引き続き捜査を続けるとしている。

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三田女性殺害事件でおいを窃盗容疑で逮捕、兵庫県警(産経新聞)

 兵庫県三田市の自宅で無職の大下タヨリさん(84)が殺害された事件にからみ、三田署捜査本部は31日、大下さんの夫(死亡)のキャッシュカードで現金を引き出したとして、窃盗容疑で、無職のおいの男(47)=神戸市兵庫区=を逮捕した。捜査本部は、男が大下さんの死亡について何らかの事情を知っているとみて調べる。

 捜査本部によると、男は「(大下さんに)頼まれて引き出し、金も渡した」と否認しているという。

 逮捕容疑は、1月23日午後、大下さんの夫のキャッシュカードを使い、三田市内のコンビニエンスストアの現金自動支払機から現金15万円を引き出して盗んだとしている。

 男は、3月19日に大下さんが自宅の布団で死亡しているのを見つけ、110番していた。男は大下さんに数百万円の借金があり、トラブルになっていたという。

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「党は崩壊寸前」 自民5議員、著書で世代交代要求(産経新聞)

 1月に自民党国会議員5人で発足させた政策グループ「のぞみ」が、24日に発売した著書で党執行部の人心一新と世代交代を強く求めていることが分かった。

 著書「上を向こう、日本」(PHP研究所)は、代表の山本有二元金融担当相が、デザイナーの山本寛斎氏との対談などをまとめたもので、この中で山本氏は、谷垣禎一総裁や大島理森幹事長ら当選8回以上の衆院議員に対して「ポストを後進に渡さず、派閥の親分が何回もやっている。組織として崩壊寸前だ」と痛烈に批判。さらに「自民党の看板を新しい人たちが取るか、古い勢力が保持し続けるかが、これからの日本を決める」と訴えている。著書には、メンバー全員の主張も掲載されている。

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